クリックすると画像が拡大されます 林芳正外相 AP通信 聯合ニュース
60代と70代の人々が多数を占める日本の与党自民党(自民党)の派閥志向の政治が、意見を対立させる音を立てている。 国防費や選挙区の再選挙区、少数派問題などの主要政策をめぐり党内の対立が深まっているためだ。 さらに、岸田首相の長男が首相官邸に入ったことで内閣支持率は最大12ポイント(毎日基準)も急落し、岸田首相の支配力はさらに弱まりつつあるとみられる。 党内で立場が狭い第4派閥「宏池會(現岸田派)」を率いる岸田首相の限界が浮き彫りになっているとの指摘もある。
クリックすると画像が拡大されます 吉田伸治国会議員 聯合ニュース
最近の派閥争いで最も物議を醸しているのは、選挙区合算廃止が見込まれる本州西部の山口県「山口3区」だ。 安倍派の盟主である安倍晋三前首相と岸田派のナンバー2である林芳正外相の選挙区が統合されたためだ。 この結果、安倍前首相の選挙区だった山口4区は林芳正外務大臣の選挙区である山口3区に事実上統合された。 自民党は、人口の多い地域では選挙区を増やし、人口の少ない地域では選挙区を減らす、いわゆる「10アップ10ダウン」政策により、衆議院山口県の選挙区を4から3に削減しました。有権者。
しかし、3区では安倍派と岸田派は一歩も譲らなかった。 特に、自民党最大派閥である安倍派は、林外務大臣に安倍前首相の選挙区を与えることは安倍派に対する軽蔑に当たると考え、大きな抵抗があった。 これに対し、安倍派の隠れた勢力と呼ばれる安倍前首相の妻昭恵氏が、夫の後継者を自称する自民党の吉田伸二氏の後援会会長に就任し、岸田派と全面戦争を開始した。
クリックすると画像が拡大されます 母・岸洋子さん(左)の94歳の誕生日を迎えた安倍晋三元首相(中央)、昭恵夫人(左から3人目)、兄の安倍博信さん(右から3人目)、弟の岸信夫さん。 6月14日。 (右)記念撮影に集まる防衛大臣とその家族。 安倍晋三氏のフェイスブックのスクリーンショット
安倍派と岸田派が激しく衝突したのは、山口県が日本の保守・右翼の中心地のような場所だからだ。 山口県は初代首相の伊藤博文をはじめ8人の首相を輩出しており、全選挙区が「世襲政治家」で構成されていることから、日本政治の縮図とも言われている。 山口県の代表的な世襲政治家は、安倍・岸家と信介元首相、佐藤栄作元首相を輩出した林家である。 林家は、林外務大臣の父である林義郎元衆議院議員が初の山口県選出馬に立候補したことをきっかけに、世襲の物語を切り開いた。 吉郎氏は当初、安倍氏の支持者として行動していたが、独自の政治を追求し始め、岸氏や安倍氏と50年にわたり対立関係を築いた。
クリックすると画像が拡大されます 8日午後、安倍晋三元首相の死去を報じた読売新聞の号外が東京で国民に配布された。 ロイター聯合ニュース
しかし、将来首相を目指す林外相は「選挙区を譲るつもりはない」と対立した。 ついに16日、自民党は閣僚経験が豊富な林外務大臣を選出した。 吉田議員が比例代表から失脚すると、昭恵夫人まで動員した安倍派はプライドを失った。 林外相に近い自民党関係者は「大臣と政界新人の経験の差は歴然としているのは当然だ」とし、「首相を志す林外相の期待は大きい」と予想した。今回の選挙戦で派閥争いが表面化し、安倍前首相が中核を残した自民党が分裂するのではないかとの懸念もあるが、実際、安倍後援会の元会長は「私は従わない」と発言している。読売新聞は「派閥も絡めた保守王国からの指名争いがしこりにつながるとの懸念もある」と報じた。 。
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キム・ソンヨン記者
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