【ソウル=ニュース1】サウジアラビアのキム・イェスル記者は、中国との競争ではなく協力を求めていると強調した。
ロイター通信とCNBCによると、11日(現地時間)、サウジアラビアのアブドゥルアズィズ・ビン・サルマン・エネルギー大臣は、同日開催された第10回アラブ・中国貿易会議で、「今日、われわれは中国がこれまで、そしてこれからも主導していくという現実を認識する」と述べた。中国と競争する必要はない、中国と協力しなければならない」と述べた。
同氏は、「中国は再生可能エネルギー分野で『適切な生産者』を獲得する上で先導してきたため、協力する価値がある」とし、「われわれは二度とこのゼロサムゲームには巻き込まれない」と付け加えた。
特に、欧州、韓国、日本、米国、南米などサウジアラビアと貿易関係にある国々に言及し、「これは我々が他国と協力しないという意味ではない」と付け加えた。
同氏はサウジと中国の関係に対する西側の懐疑に触れ、「批判は完全に無視する」と述べ、「サウジアラビアは機会があればどこへでも行くだろう。これには政治的、戦略的な意味は何もない」と述べた。
中国は米国と中東の外交関係を利用して中東での拠点を拡大している。 米国は過去30年間、中東で支配的な影響力を持ってきたが、2018年のサウジアラビア生まれジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏殺害事件の背後にムハンマド・ビン・サルマン皇太子が関与していると非難されてから、米国とサウジの関係は劇的に冷え込んだ。
中国はサウジアラビアにとって最大の原油輸入国であり、中国が中東での影響力拡大を目指す中、両国はスキンシップを拡大している。
サウジアラビアは3月、中国とロシア主導の安全保障諮問機関、上海協力機構(SCO)に参加することで合意した。
SCOは中国とロシアが主導して2001年に発足した政治、経済、安全保障の諮問機関。 中国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、インド、パキスタンの8か国が加盟している。
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