日本の朝鮮学校における差別を取り上げ、民族を超えた人間の価値観を問うドキュメンタリー『差別』

全国の朝鮮学校で続く差別との闘いの現場をリアルに捉えたドキュメンタリー映画「差別」が3月に公開されると予告し、ティーザーポスターを公開し、好奇心を刺激した。 [감독: 김지운, 김도희 / 제작: 이스크라 21 / 공동제작: 조선학교와 함께하는 시민모임 봄 / 배급: (주)디오시네마 / 출연: 최유복, 김민관, 강하나 / 개봉: 2023년 3월]


『差別』は、日本の高校無償化政策から除外された朝鮮の高校10校が国家に損害賠償を求め、その後の訴訟を描いたドキュメンタリー映画である。 2017年7月の大阪朝鮮高級学校に対する高校無償化訴訟の一次判決から、2019年4月の九州朝鮮高級学校に対する高校無償化訴訟までの2年間の訴訟過程を収録。 70年以上にわたって朝鮮学校をご愛顧いただいている在日同胞の皆様、朝鮮学校の生徒、弁護士、朝鮮学校関係者の皆様。

10日に公開されたティザーポスターでは、「学校を守ろう、差別に叫びます」という力強いスローガンが目を引く。 主に児童・青少年が​​制作したスローガンポスターのデザインに焦点を当て、「学校を守ろう、差別反対を叫ぼう」という叫びが幼い子どもたちから発せられたことを示している。 特に「Proteggiamo」と「Gridiamo」の文字に赤の下線を引くことで、学校を守り差別と闘う意志を強めています。 スローガンの四隅は使い古された雰囲気を漂わせており、朝鮮学校高等部訴訟が長期にわたって続いていることを暗示している。

『差別』は在日同胞と朝鮮学校の闘いだけでなく、日韓のさまざまな連帯勢力の声を生き生きと伝え、さまざまな観客の共感を集めたドキュメンタリーだ。 朝鮮学校における差別は単なる民族差別ではなく、教育や人権といった人類普遍的価値観に対する差別であるという見解を示している。 論理や説得ではなく、叫び、涙、悔い改め、喜び、連帯など、怒りと共感の力で観客の心を動かすことが求められる。

『差別』は、2021年に開催された第13回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭でアジア開発財団賞を受賞するなど、公開前から実現可能性が認められ、第17回釜山映画祭をはじめ、数々の映画祭に出品された。国際キッズ&ユース映画祭、第23回釜山インディペンデント映画祭、第12回釜山平和映画祭、第10回ディアスポラ映画祭、第10回ソウル国際児童映画祭。

在日コリアンと朝鮮高等教育無償学校に対する訴訟を深く取り上げ、観客の心を温かくする映画『差別』は、今年3月に公開され、全国の観客に会う予定だ。

iMBC キム・ギョンヒ | 写真提供:株式会社ディオシネマ

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Matsuyama Masaki

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